包丁研ぎ器  ロールシュライファー購入

こんにちはPoccha Bです。第三の包丁研ぎ器であるドイツのロールシュライファー

Rollschleifer)を購入したのでレビューします。

ロールシュライファー ジャパン | rollschleifer japanhttps://rollschleifer-jp.shop

WEBには「星付きシェフが愛用する ドイツ発「第3の研ぎ器」 プロの切れ味を日常に。 ROLLSCHLEIFER(ロールシュライファー)は、精巧で厳格なモノづくりで知られるドイツが生んだ 砥石でもシャープナーでもない、全く新しい「第3の研ぎ器」」とあります。

確かに、砥石側を動かす発想はありませんでした。包丁研ぎで難しいことは砥石の管理です。砥石が平である必要あります。砥石のための砥石を使って砥石面を平らにして・・・ 包丁研ぎは結構面倒なのです。

そこで簡易包丁研ぎ器があります。シャープナーと呼ばれるもので鋼鉄製のV字に刃を滑らせるもの、円形の砥石がV字に組んであり、その間を刃を滑らせ研ぐものなどがあります。

いままで京セラ製の簡易研ぎ器を使用してきましたが、上手く研げない。ほんの数日でトマトに刃が入って行かなくなるレベルでストレスがありました。

で、今回見つけたのがROLLSCHLEIFER(ロールシュライファー)です。包丁を15度の角度で固定。そこに砥石を垂直に当てるものです。しかも砥石は回転するので砥石全面を万遍なく使用できる(砥石の片減りなし)。

理論的にも優れモノと思い切って購入しました。

セットはシンプルセットです。砥石が中(3000番)、仕上げ(6000番)がセットになっているスペシャルセットもありますが、先ずはシンプルセットでお試し。後から砥石を追加購入することも可能です。

シンプルセットに付属している砥石はダイアモンド砥石です。番手的には430番の荒研ぎです。が、一般家庭で使う分には問題ないでしょう。

開封。包丁を固定するウッドプレートと砥石ローラーが入っています。動画はWebにもあるのでサイズ感などは分かると思います。ローラー部は結構重量感があります。ウッドプレートは裏面にゴム足がついており安定感も含め使い勝手が良いです。磁石の強度も問題ないし、反対側の小さな内部用も問題なく使えました。

刃の角度が15度は、包丁の一般的な角度です。が、いままで簡易研ぎ器を使用してきた包丁は15度ではなかったようで。ローラー砥石を当てても砥石面が刃に当たりません。・・・つまり、刃先が研げない状況です。

刃の角度が15度になるまで、ローラーを往復。刃の角度が整うまで1本30分以上かかってしまいまいした。

刃角度が整った後の感想は「すばらしい」の一言です。砥石を使用してもなかなか一定角度にすることは難しいですが、これなら簡単に一定の角度を付けることができる。

家の包丁は、新品同様の切れ味になりました。

以降のメンテナンスは簡単です。切れ味が落ちれば、ほんの1分ロールするだけで切れ味が戻ります。

コツはあまりありません。刃先部分はロールの方向性を少し変えて刃先が研石面に触れる様に調整する必要がありますが、それくらいです。あとは両サイドから研磨しますが、研磨が偏らないように刃先を確認しながら研いでください。

仕上げまでやれば尚よしですが、一般家庭での使用では荒砥石で十分と思います。(そのうち欲しいな・・・)

包丁研ぎに興味があるが、砥石を使ってまで。。と思っている方にはかなり満足いく商品と思います。

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