Foot Joy Classic Dry Premiere 分解

こんにちは、Poccha Bです。

フットジョイのクラシックドライプレミアシリーズが好きで2足持っていますが、スパイクネジ元が壊れてしまいました。スパイクが取れずらかったのでペンチでひねったら、靴側のネジ受け部の固定が取れてしまいました。寿命とも思いますが、どこがどのように壊れたか確認するために分解しました。

2009年にアメリカの工場が閉鎖され製造中止になるとの記事がありました。最終ロットでも13年経っているとの事ですね。樹脂部分の経年劣化が起きてもおかしくないですね。

分解前。ゴム張りが劣化しています。
ソールステッチを切り、アウターソールを剝ぎました。
鋲受けを固定している樹脂が割れていますね。ここが割れたために、鋲受けの台座が回ってしまいました。
スパイク受け板を外してみました。

突き上げ防止は、厚めに入っているコルクのおかげの様です。スパイク受けの板自体は樹脂であり厚みも1mm程度です。グッドイヤー・ウエルテッド製法のすくい縫い縫い部分はゴム糊で縫い目を塞いてありました。

分解して分かったこと、長く使うための注意としては、

1,黒い受け板は脆くなっている事を前提にスパイクの取り換えを行う。

2,アウターソールのゴム張りが取れた後の底革は2-3mmと厚くないのでふやけない様に注意する

   底革が伸びてしまうと、黒い受け板の割れが大きくなってしまうと思われる。

ではでは。

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